ねこにまたたび

NEKOKABURI — EC BACKYARD BPO

その店の猫を被り、舞台裏を支える。

EC事業者に代わり、商品撮影・採寸・原稿作成等の「ささげ業務」、商品登録、仕入れ事務、顧客対応を引き受けるBPOサービスです。

顧客のブランドを「被り」、その店の一員として、表からは見えないEC実務を引き受けることから「猫被り」と名付けました。EC事業者が商品企画、ブランドづくり、経営判断へ集中できるよう、売場の裏側で発生する反復業務を、件数と品質を管理できる工程へ整えます。

荷箱が並ぶ作業場に佇む猫

FOR YOU

こんな課題に対応します

  • 商品登録に時間がかかり、販売開始が遅れている。

  • 撮影、採寸、原稿の品質が担当者によって異なる。

  • 商品数が増え、自社で保管・出荷できなくなった。

  • 受注が増えると問い合わせ対応が遅れる。

  • EC担当者が梱包や顧客対応に追われ、販売改善ができない。

  • 仕入先への発注や納期確認が属人化している。

  • 在庫差異や誤出荷が発生している。

  • 複数モールの注文・商品情報管理が煩雑になっている。

  • ECを始めたいが、倉庫と運営担当者を自社で用意できない。

  • 制作・運用・物流を別々の会社へ依頼し、連携に困っている。

対象となる事業者

  • 自社EC・モールを運営するメーカー、卸売、小売事業者
  • 商品数・注文数の増加により、社内運営が限界に近い事業者
  • 新規EC事業のバックヤードを外部化したい事業者
  • 地方商品・地域産品を全国へ販売したい事業者
  • 複数チャネルの商品登録・受注・在庫を整理したい事業者
  • 自社に倉庫や出荷担当者を置きたくない事業者
  • EC実務を一括して任せられる協業先を探している制作会社・広告代理店

OUR BELIEF

サービスの考え方

ECは、サイトを公開し、広告を出すだけでは運営できません。

商品を仕入れ、受け入れ、撮影し、寸法を測り、説明文を作り、登録し、注文に合わせて梱包・出荷し、問い合わせや返品へ対応する必要があります。

一つひとつは小さな作業でも、商品数と注文数が増えるほど、経営者とEC担当者の時間を奪います。担当者ごとに作業方法が違えば、登録ミス、出荷遅延、在庫差異、返信漏れの原因にもなります。

猫被りは、作業を単に引き受けるだけでなく、手順、期限、件数、品質基準を定義し、継続的に処理できる状態をつくります。

当社の背景

当社は、EC運営の実務を10年積み上げた人間が創業したWeb制作・運用支援会社です。売場だけでなく、商品情報、在庫、出荷、問い合わせがどのようにつながっているかを理解したうえで、バックヤード業務を設計します。

代表・佐藤祐也の経歴

EC運営の実務経験10年。楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、ヤフオク!、Qoo10の主要5媒体で店舗運営を統括。担当した店舗の最高月商は約1億円、新規店舗の立ち上げは11店舗、取扱点数は約4,000点。前職で運営を統括した店舗が、ヤフオク!ベストストアを受賞し、Qoo10パワーセラーに認定されました。

※ 上記はいずれも代表が前職で担当した店舗における実績です。受賞・認定は株式会社ねこにまたたびが取得したものではありません。

WHAT WE DO

引き受ける業務

ささげ・商品登録・仕入れ事務・顧客対応は、現在の体制でお引き受けできます。保管・出荷を伴う業務には「拠点開設を伴う業務」と表示しています。

01

業務設計・移管

業務を受け取る前に、「誰が判断し、誰が作業し、どの状態を完了とするか」を定義します。

業務設計・移管の作業項目を見る
  • 現在の業務フロー確認
  • 商品、受注、在庫、出荷、問い合わせの流れ整理
  • 当社と顧客の役割分担
  • 使用システム・アカウント確認
  • 作業手順書作成
  • 件数・期限・品質基準の設定
  • 緊急時・判断が必要な場合の連絡経路設定

02

ささげ業務(撮影・採寸・原稿)

「ささげ」は、ECで商品を販売するために必要な、撮影・採寸・原稿作成の総称です。

ささげ業務(撮影・採寸・原稿)の作業項目を見る

撮影

  • 商品外観
  • 正面・背面・側面
  • 付属品
  • 傷・状態
  • サイズ比較
  • 利用場面
  • 指定カット

撮影内容、背景、画像サイズ、ファイル形式、色補正、切り抜きの有無は、商品ごとの仕様書で定めます。

採寸

  • 外形寸法
  • 重量
  • 衣類・服飾品の部位別寸法
  • 梱包サイズ
  • その他、購入判断や配送に必要な数値

測定方法と許容誤差を事前に決め、同一基準で記録します。

原稿

  • 商品名
  • 特徴
  • 仕様
  • 使用方法
  • 注意事項
  • 付属品
  • 状態説明
  • 検索キーワード
  • モールごとの入力項目

商品の効能、法令に関係する表示、保証内容等は、顧客から提供された正式情報をもとに作成し、最終承認を受けます。

03

商品登録

対応媒体と一括登録方法は、商品数・システム・既存データを確認して決定します。

商品登録の作業項目を見る
  • 商品マスター作成
  • カテゴリー・ブランド設定
  • SKU・商品コード設定
  • 画像登録
  • 説明文登録
  • 価格・在庫・配送情報登録
  • 公開前確認

04

仕入れ事務

原則として、仕入契約、仕入価格の最終決定、商品代金の負担は顧客側が行います。

仕入れ事務の作業項目を見る
  • 仕入先への発注処理
  • 発注書作成
  • 納期確認
  • 入荷予定管理
  • 欠品・遅延の共有
  • 発注実績の記録
  • 仕入先との定型連絡
  • 請求書・納品書の突合支援

05

顧客対応

回答可能な範囲、承認不要で対応できる金額、返金・交換の基準、営業時間、返信目標時間を事前に決めます。

法的判断、重大事故、SNS炎上、製品回収、報道対応等は顧客へ即時エスカレーションします。

顧客対応の作業項目を見る
  • 注文内容の確認
  • 配送状況の問い合わせ
  • 商品仕様に関する定型回答
  • キャンセル受付
  • 返品・交換受付
  • 不具合・クレームの一次対応
  • 対応履歴の記録
  • 判断が必要な問い合わせの引き継ぎ

06

返品・交換

最終的な返金・再販・廃棄判断は、契約で権限を付与された範囲を除き、顧客が行います。

返品・交換の作業項目を見る
  • 返品受付情報との照合
  • 返品商品の受領
  • 商品状態確認
  • 再販可否の一次判定
  • 再入庫・隔離・廃棄候補の分類
  • 交換品の発送
  • 対応結果の記録

07

実績報告・改善

作業量と品質を可視化し、件数が増えても管理できる状態を維持します。

実績報告・改善の作業項目を見る
  • 入荷件数
  • 登録SKU数
  • 出荷件数
  • 出荷遅延
  • 誤出荷
  • 在庫差異
  • 問い合わせ件数
  • 返品・交換件数
  • 作業上の問題
  • 翌月の改善提案

08

入荷・検品

拠点開設を伴う業務

動作確認、真贋判定、専門検査等が必要な商品は、確認項目と料金を別途定めます。

入荷・検品の作業項目を見る
  • 入荷予定との照合
  • 数量確認
  • 外装・商品状態確認
  • 商品コード確認
  • 不足・破損・誤納品の報告
  • 在庫システムへの反映
  • 保管場所への格納

09

保管・在庫管理

拠点開設を伴う業務

保管料は、商品サイズ、数量、保管期間、管理方法に応じて見積もります。

温度管理、危険物、食品、医薬品・医療機器等、特別な許認可や設備が必要な商品は、初期段階では受託しません。

保管・在庫管理の作業項目を見る
  • 開設条件を満たした当社運営拠点での商品保管
  • ロケーション管理
  • 入出庫記録
  • 定期的な在庫照合
  • 長期滞留在庫の報告
  • 欠品・過剰在庫の共有
  • 棚卸し支援

10

受注・出荷

拠点開設を伴う業務

配送料、梱包資材、特殊梱包、代引手数料等は、原則として作業料金とは別に請求します。

受注・出荷の作業項目を見る
  • 受注データ確認
  • 決済・出荷保留条件の確認
  • ピッキング
  • 検品
  • 梱包
  • 送り状発行
  • 配送会社への引き渡し
  • 出荷完了処理
  • 追跡番号反映
  • 同梱物・ギフト対応

WHAT WE HANDLE

対応商品と受託制限

初期段階では常温の一般消費財のみを取り扱います。

標準対応商品

  • 衣料品、服飾雑貨、靴、バッグ
  • 文具、書籍、紙製品
  • 生活雑貨、インテリア小物
  • 玩具、ホビー用品
  • ペット用品。ただし、フード、医薬品、生体用品を除く
  • 常温・乾燥状態で保管できる小型一般消費財
個別審査となる商品(7項目)を見る
  • パソコン、周辺機器、小型家電
  • 割れ物、液体、精密機器
  • 1点5万円を超える商品
  • 三辺合計140cmまたは20kgを超える商品
  • リチウムイオン電池を内蔵する商品
  • 中古品、返品再販品
  • 特別なシリアル管理、期限管理、ロット管理が必要な商品

個別審査商品は、保管設備、検品方法、配送制限、寄託価額、保険の補償対象を確認し、追加料金と責任範囲を合意した場合だけ受託します。

受託しない商品(12項目)を見る
  • 冷蔵・冷凍品、生鮮品、食品、飲料
  • 酒類、たばこ
  • 医薬品、医療機器、医薬部外品
  • 化粧品の製造、包装、表示等に該当する作業を伴う商品
  • 危険物、毒劇物、農薬、火薬、可燃性の高い物品
  • 裸の電池、破損・膨張したリチウムイオン電池
  • 現金、有価証券、貴金属、美術品、宝石
  • 武器、模造武器、違法品、規制品
  • 生体、植物、強い臭気・液漏れ・害虫発生のおそれがある商品
  • 知的財産権を侵害する商品、真正性を確認できない商品
  • 回収命令、販売停止、重大な安全上の懸念がある商品
  • 当社設備・保険・配送約款で安全に取り扱えない商品

PRICING

料金

従量課金方式・月額最低料金あり

表示価格は税別です。次の金額を標準単価とし、商品特性、作業仕様、物量、必要人員に応じて個別見積もりします。

ささげ・商品登録の標準単価

業務 単位 標準単価
商品撮影 1商品・5カット 3,500円(税別)
追加撮影 1カット 500円(税別)
簡易切り抜き・色補正 1画像 300円(税別)
採寸 1商品 800円(税別)
商品原稿 1商品 1,500円(税別)
商品登録 1SKU・1媒体 800円(税別)
ささげ一式 1商品 5,500円(税別)

ささげ一式には、標準5カット、簡易画像調整、採寸、定型の商品原稿を含みます。モデル撮影、スタイリング、ロケ、動画、複雑なレタッチ、薬機法等の専門確認は含みません。

仕入れ事務・顧客対応の標準単価

業務 単位 標準単価
発注書作成・送付 1発注 1,000円(税別)
納期確認・定型連絡 1件 500円(税別)
請求書・納品書突合 1件 500円(税別)
メール・フォーム一次対応 1件 600円(税別)
電話一次対応 1件・10分まで 800円(税別)
クレーム等の非定型対応 30分 2,000円(税別)

顧客対応は、承認済みFAQとテンプレートの範囲で行います。返金、値引き、補償、法的判断、製品事故、SNS対応等は顧客へ引き継ぎます。

初期費用と最低月額を見る
項目 標準料金 内容
導入・業務設計費 20万円(税別) 業務整理、手順書、マスター整備、試験運用
倉庫を使わない事務・顧客対応BPOの最低月額 10万円(税別) 仕入れ事務、商品登録、顧客対応等の従量料金へ充当
倉庫付きBPOの最低月額 30万円(税別) 基本管理、保管、入出荷、ささげ、顧客対応等の従量料金へ充当
専用設備・物件開設費 実費 敷金、専用棚、機器、回線、個別システム等

最低月額は、基本管理料、保管料、各作業料、顧客対応料等の当月合計が最低額を下回る場合に適用します。配送料、梱包資材、有料システム、保険追加料、立替金、出張費は最低月額に含みません。

当社拠点の新規開設を伴う契約の最低利用期間は12か月です。顧客都合で期間内に解約する場合は、残存期間の最低月額と、解約不能な物件・設備費用を基準に中途解約金を定めます。

保管・物流の標準単価(17項目)を見る — 拠点開設を伴う契約に適用

以下は拠点開設を伴う契約に適用する参考単価です。所在地・設備・人員の確定後に、物量に応じて個別見積もりします。

業務 単位 標準単価
基本管理・月次報告 1社/月 3万円(税別)
棚保管 1棚/月 5,000円(税別)
パレット保管 1枚/月 4,000円(税別)
120サイズ相当までの箱保管 1箱/月 500円(税別)
入荷受付 1箱 200円(税別)
入荷登録・数量検品 1点 30円(税別)
外観検品 1点 50円(税別)
詳細検品・動作確認 1点 300円から(税別)
出荷作業 1注文・1点まで 350円(税別)
追加ピッキング 2点目以降1点 50円(税別)
送り状・出荷完了処理 1注文 出荷作業料に含む
同梱物封入 1枚 20円(税別)
ラベル貼付 1枚 30円(税別)
ギフト・特殊包装 1件 200円から(税別)
返品受入・一次判定 1件 600円(税別)
棚卸し 1SKU 50円。ただし最低1万円(税別)
定型外作業 1時間 3,500円(税別)

梱包箱、宅配袋、緩衝材、テープ等の資材は実費です。標準外サイズ、重量物、割れ物、セット組、BtoB納品、FBA納品、休日・緊急作業は別途見積もります。締切後の緊急作業は、通常作業料の1.5倍を目安とします。

配送会社と送料の目安を見る

サービス開始時は日本郵便のゆうパックを主配送とし、ヤマト運輸を予備配送会社とします。配送品質、集荷時刻、顧客要件、荷物サイズにより使い分けます。月間出荷量が安定した段階で法人運賃を交渉します。

配送料は顧客負担とし、当社が立て替える場合は実費を請求します。代引、着払、クール便、転送、離島中継、保険等の追加料金は別途です。

2026年7月30日時点・日本郵便ゆうパック基本運賃(岩手県発・税込

配送地域 60サイズ80サイズ100サイズ120サイズ140サイズ160サイズ
岩手県内 820円 1,130円 1,450円 1,770円 2,120円 2,450円
北海道 1,150円 1,440円 1,780円 2,080円 2,440円 2,750円
東北・関東・信越 880円 1,200円 1,500円 1,830円 2,170円 2,500円
北陸・東海 990円 1,310円 1,620円 1,940円 2,300円 2,610円
近畿 1,150円 1,440円 1,780円 2,080円 2,440円 2,750円
中国・四国 1,410円 1,710円 2,020円 2,340円 2,680円 3,010円
九州 1,740円 2,040円 2,350円 2,650円 3,010円 3,330円
沖縄 1,750円 2,050円 2,380円 2,680円 3,060円 3,380円

契約運賃または配送会社の改定後運賃が優先します。顧客が保有する配送会社の契約アカウントを利用することもできます。ポスト投函、小型荷物、170サイズ以上、海外発送は個別に配送方法と料金を定めます。

お見積りに必要な情報(17項目)を見る
  • 商品カテゴリー
  • SKU数
  • 商品サイズ・重量
  • 月間入荷数
  • 月間出荷数
  • 平均注文点数
  • 対応ECサイト・モール
  • 撮影・採寸・原稿の仕様
  • 現在の商品データ
  • 保管数量・期間
  • 出荷締切・配送地域
  • 梱包方法
  • ギフト・同梱物
  • 問い合わせ件数と内容
  • 返品率
  • 繁忙期の最大物量
  • 使用中の受注・在庫システム
別途費用となる項目(10項目)を見る
  • 配送料
  • 梱包資材
  • モール・システム利用料
  • 撮影用の特殊機材・モデル・スタジオ
  • 廃棄・返送費用
  • 長期保管・大型商品保管
  • 休日・時間外・緊急対応
  • 専用回線・専用システム
  • 出張・現地引き取り
  • 商品代金の立替

LOCATION

保管・出荷と拠点について

ささげ・商品登録・仕入れ事務・顧客対応は、現在の体制でお引き受けできます。現時点では、保管・出荷専用の物件は契約していません。保管・出荷を伴うご依頼は、受託物量と必要設備を確定してから、盛岡市内に拠点を開設します。

物件選定の目標値

想定延床面積
60〜100平方メートル
うち保管区画
30〜50平方メートル
その他
入荷・検品、梱包、撮影、事務作業の区画
標準取扱サイズ
1点20kg以下かつ三辺合計140cm以下
標準寄託価額
1点5万円以下

所在地、面積、保管量は物件決定後に確定し、顧客へ図面、保管区画、最大寄託価額および運用開始日を通知します。上記は物件選定の目標値であり、契約時点の保証値ではありません。

物件の選び方と、いま示せること

物件を先に借りるのではなく、受託物量と必要設備を確定してから選定します。賃貸借契約上の使用目的、用途地域、建築基準法、消防法、搬出入経路、床荷重、防犯、浸水リスク等を確認し、倉庫・物流作業に使用できる物件を選びます。

処理能力、出荷締切、品質基準は、受託物量と拠点の条件を確認したうえで個別にご提示します。

営業日・営業時間

  • 営業日:月曜日から金曜日
  • 営業時間:9時から17時
  • 休業日:土日、祝日、12月29日から1月3日、当社が事前通知する休業日
商品の受入れを開始する前の必須条件(8項目)を見る

次の条件をすべて満たすまで、顧客商品の保管・出荷を開始しません。

  1. 01 BPO契約と最低利用期間が確定している
  2. 02 初期費用と物件開設に必要な費用の入金が確認できている
  3. 03 東北運輸局へ事前相談し、倉庫業登録の要否と必要手続を確認している
  4. 04 必要な場合は倉庫業登録を完了し、倉庫管理主任者を選任している
  5. 05 建物所有者、自治体の建築担当部署および消防署への確認が完了している
  6. 06 受託者賠償責任保険等の必要な保険が有効になっている
  7. 07 在庫・受注管理システム、入退室管理、防犯設備を稼働させている
  8. 08 少量での試験入荷・試験出荷に合格している

当社拠点の準備が整う前に業務開始が必要な場合は、ささげ・仕入れ事務・顧客対応のみ先行するか、顧客の承認を得て、倉庫業登録と保険を確認した提携物流会社へ保管・出荷を再委託します。

許認可・法令確認について見る

他人の商品を預かり、倉庫で有償保管する事業は、原則として倉庫業法に基づく登録の対象となります。BPO、物流代行、事務所等の名称だけで判断せず、契約内容と実態を東北運輸局へ事前相談します。

初期段階では常温の一般消費財だけを取り扱い、食品、酒類、医薬品、化粧品の製造・包装・表示、古物の買取、危険物等、追加の許認可や特殊設備が必要な業務は行いません。

許認可の確認対象には、倉庫業法のほか、建築基準法、消防法、都市計画・用途地域、個人情報保護法、古物営業法、食品衛生法、酒税法、医薬品医療機器等法、廃棄物処理法、各配送会社の約款等を含みます。

HOW WE WORK

運用体制

在庫・受注管理システムについて見る

標準システムは、受注管理と倉庫管理を一体で扱えるLOGILESSとします。顧客をアカウント所有者とし、当社は必要な倉庫権限だけを付与されて作業します。利用料と追加機器費用は顧客負担です。

顧客がすでにネクストエンジン、GoQSystemその他のシステムを利用している場合は、API、CSVまたは倉庫アカウントで連携可能かを確認します。二重管理を避けるため、在庫の正本となるシステムを契約時に一つ決めます。

商品には原則として一意のSKUとバーコードを設定します。入荷、棚入れ、ピッキング、出荷検品、返品、棚卸しの履歴を記録し、手書き台帳だけによる運用は行いません。

個人情報の管理について見る

注文者の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、購入履歴等は、出荷・顧客対応に必要な範囲だけ取り扱います。

  • 顧客ごとに個別アカウントを使用する
  • 多要素認証と必要最小限の権限を設定する
  • 私物端末、私用メール、個人向けクラウドへ保存しない
  • 業務端末を暗号化し、自動ロック、ウイルス対策、更新管理を行う
  • CSV等の一時ファイルは暗号化された管理端末だけで扱う
  • 送り状、返品票、印刷ミスは施錠保管し、溶解または裁断処理する
  • アクセス、出力、変更、削除の履歴を保存する
  • 従業員・委託者へ秘密保持契約と年1回以上の教育を行う
  • 再委託は顧客の事前承認を得る
  • 契約終了時にアカウントを停止し、法令または契約上保存が必要な記録を除き、受領データと一時ファイルを30日以内に削除する

漏えい、誤送信、端末紛失、不正アクセス等のおそれを認識した場合は、事実確認を待たず24時間以内に顧客へ第一報を行い、影響範囲、封じ込め、本人・行政への報告要否を協議します。

保険について見る

顧客商品の受入れ前に、少なくとも次の保険を有効にします。

  • 事務所・倉庫の火災保険および借家人賠償責任
  • 受託者賠償責任保険または倉庫業者向け賠償責任保険
  • 施設所有管理者賠償責任保険
  • 個人情報漏えい・サイバー事故を対象とする保険

受託物に対する補償額は、申告された最大在庫価額以上とし、初期拠点では1事故1,000万円以上とします。施設賠償は1事故1億円以上、サイバー・個人情報事故は1事故1,000万円以上を加入条件とします。保険会社の引受条件を確認し、この条件を満たせない場合は、補償額または受入在庫上限を調整するまで商品の受入れを開始しません。

保険金額、免責額、補償対象外の商品・事故を顧客へ提示し、保管中の在庫価額が保険金額を超えないよう月次で確認します。高額品や特殊商品は、追加保険の手配と費用負担を合意するまで受け入れません。

配送会社と送料について見る

サービス開始時は日本郵便のゆうパックを主配送とし、ヤマト運輸を予備配送会社とします。配送品質、集荷時刻、顧客要件、荷物サイズにより使い分けます。月間出荷量が安定した段階で法人運賃を交渉します。

配送料は顧客負担とし、当社が立て替える場合は実費を請求します。代引、着払、クール便、転送、離島中継、保険等の追加料金は別途です。

顧客が保有する配送会社の契約アカウントを利用することもできます。

ゆうパック基本運賃(岩手県発・税込)の一覧は、料金セクションの配送会社と送料の目安に掲載しています。

RESPONSIBILITY

責任範囲

在庫・破損・誤出荷の責任範囲を見る

倉庫業登録を行う場合、保管については当社が届け出た倉庫寄託約款を適用し、本書と内容が異なるときは倉庫寄託約款を優先します。

在庫に対する責任期間

当社の在庫に対する責任は、当社が商品を受領して入荷記録を行った時点から始まり、出荷時に配送会社へ引き渡した時点、または顧客へ返還した時点で終了します。入荷時に外装を開封しない契約では、外装から確認できない数量不足、初期不良、隠れた破損について責任を負いません。全数検品、動作確認、真贋確認が必要な場合は、検品内容と単価を別途定めます。

破損・紛失

当社の責任によって商品が破損・紛失した場合は、修理可能なときは合理的な修理費、滅失または修理不能のときは損害発生時の時価を基準に賠償します。商品自体に対する賠償上限は、顧客が事前申告した寄託価額または適用される保険金額のうち低い金額とします。販売予定価格、将来利益、ブランド価値、機会損失は商品価額に含みません。

誤出荷

当社の責任による誤出荷では、商品の回収、正しい商品の再梱包・再発送、必要な配送費を当社負担で行います。誤配送先から回収できない商品は、破損・紛失の基準に従って取り扱います。顧客または購入者から提供された住所、商品コード、注文内容、出荷指示に誤りがある場合の再発送費用等は顧客負担です。

配送会社による事故

配送会社への引渡し後に発生した遅延、紛失、破損は、原則として配送会社の約款と補償条件に従います。当社は調査・補償請求を支援します。当社の梱包不備が直接原因である場合は、当社の責任として扱います。

その他の損害の賠償上限

商品そのものの破損・紛失以外で当社が負う損害賠償は、直接かつ通常の損害に限り、「30万円」または「事故発生前3か月間に顧客が当社へ支払ったBPO委託料」のいずれか高い金額を上限とします。逸失利益、売上減少、間接損害、特別損害、データ復元費用を超える事業中断損害、モール停止による機会損失等は、原則として賠償対象外です。ただし、当社の故意または重過失、個人情報漏えい等は契約書で別途定めます。

当社が責任を負わない主な場合

  • 商品固有の性質、自然消耗、経年劣化、錆、カビ、虫害等
  • 顧客の申告漏れ、誤情報、不適切な梱包・表示・指示
  • 入荷前から存在した傷、不良、数量不足
  • 顧客、仕入先、購入者その他第三者の行為
  • モール、カート、決済、通信、配送会社等の障害・判断
  • 地震、風水害、停電、火災その他の不可抗力
  • 受託不可商品または未申告の高額品・危険品
  • 顧客が在庫価額、繁忙予定、回収情報等を適時共有しなかった場合

高額品、壊れやすい商品、個人情報を含む商品、許認可が必要な商品は、通常商品とは別の管理条件を設けます。

仕入れ事務と買取・立替の境界を見る

猫被りの標準業務は、顧客の承認済み条件に基づく仕入れ事務の代行です。

当社が行うこと

  • 顧客名義の発注書作成・送付
  • 承認済み数量と単価の転記
  • 納期確認、入荷予定の登録
  • 仕入先との定型連絡
  • 納品書・請求書・入荷実績の突合
  • 差異、欠品、遅延の顧客への報告

顧客が行うこと

  • 仕入先の選定と契約
  • 商品、数量、仕入価格の最終承認
  • 仕入代金、送料、関税等の支払い
  • 品質、保証、返品条件の決定
  • 不良品・納期遅延等の交渉判断

当社は、顧客の事前承認なく、仕入数量・単価を決定し、契約へ署名し、当社名義で発注し、仕入代金を支払い、債務保証を行いません。BPO契約における商品仕入代金の立替上限は0円です。

当社による買取または立替を希望する場合は、BPO契約とは別に、与信審査、前受金または保証金、所有権移転時期、支払期日、返品、滞留在庫、損失負担、取引上限を定めた売買契約または立替契約を締結します。別契約がない限り、商品所有権と在庫リスクは常に顧客にあります。

FLOW

導入の流れ

  1. 初回相談

  2. 商品・件数・現在の業務フロー確認

  3. 倉庫・システム・商品情報の確認

  4. 対象業務の切り分け

  5. 作業仕様と責任範囲の策定

  6. 見積もり

  7. 契約

  8. 物件選定・行政相談・保険加入

  9. システム・設備の構築

  10. 商品・データ・アカウントの移管

  11. 少量での試験運用

  12. 問題点の修正

  13. 本運用

  14. 月次実績確認と工程改善

一度に全業務を移管せず、特定商品や一部業務から試験運用を始めることを推奨します。

顧客側にお願いすること

  • 正確な商品情報の提供
  • 仕入価格・販売価格・在庫方針の決定
  • 商品表示・法令・保証内容の最終承認
  • 仕入代金・配送費・各種利用料の支払い
  • 例外対応に関する意思決定
  • 販売停止・回収・重大クレーム時の判断
  • 必要なシステム権限の付与
  • 予測物量とキャンペーン予定の共有

FAQ

よくあるご質問

Q 一部の業務だけ依頼できますか
A

可能です。商品登録だけ、出荷だけ、顧客対応だけといった形から開始できます。

Q 商品数が少なくても利用できますか
A

可能です。ただし、倉庫付きBPOは月額30万円(税別)、倉庫を使わない事務・顧客対応BPOは月額10万円(税別)が最低料金です。

Q 倉庫はすでにありますか
A

現時点では専用物件を契約していません。倉庫付きBPO契約の締結後、受託物量に合わせて盛岡市内で事務所兼作業場を選定します。行政確認、必要な登録、保険加入、試験運用を終えるまで商品は受け入れません。

Q 仕入代金を立て替えてもらえますか
A

原則として、仕入代金は顧客負担です。立替や買取はBPOとは別の取引となるため、個別に審査・契約します。

Q すべての商品を保管できますか
A

できません。初期段階は常温の小型一般消費財に限定します。食品、酒類、医薬品、危険物、現金・貴金属等は受託しません。家電、高額品、割れ物、中古品等は個別審査です。

Q 土日祝日も出荷できますか
A

標準営業日は平日です。土日祝日の出荷は、30日前までに物量、追加人員、集荷枠、料金を合意した場合に限り対応します。

Q どのシステムを使いますか
A

標準はLOGILESSです。既存のネクストエンジン、GoQSystem等がある場合は連携可否を確認し、在庫の正本となるシステムを一つ決めます。

Q 商品が破損・紛失した場合は補償されますか
A

当社の責任による事故は、修理費または損害発生時の時価を基準とし、事前申告された寄託価額または保険金額を上限に補償します。配送会社へ引き渡した後の事故は、原則として配送会社の補償条件に従います。

Q 顧客対応の文章も作ってもらえますか
A

対応方針、FAQ、返信テンプレートを共同で整備できます。返金や補償等の判断権限は、契約時に決めます。

START HERE

まずは、いまの作業量から。

SKU数、月間の入荷・出荷件数、問い合わせ件数、いまお使いのシステム。分かる範囲で構いません。どの業務から移管するのが現実的かを、初回相談で整理します。

作って終わりにしない。

数字が動くまで、隣で見続ける。